« プール熱の流行 | トップページ | 助産所の意義 »

2006年7月21日 (金)

入院(闘病記2)

市立病院の耳鼻科に紹介となったあと、すぐに入院となりました。年末の最後の週の事でした。
この入院の直前に父親と買い物に出かけました。ちょうどクリスマスの華やかな時期でした。中学校に入る時に買ってもらうと約束していた腕時計を、ちょっと早いけど買ってもらうことになったんです。当時はデジタルの時計が出てきた頃で、それが子どもたちの憧れでした。いつもは倹約第一の両親でしたが、気前よくセイコーのデジタルウォッチを買ってくれました。自分は何も知らされていませんでしたが、親はよくない事を聞いていたんでしょうね。当時はインフォームドコンセントなんて言う言葉もない時代です。仕方ない事ではありますが、子どもにまで説明してくれるような医療者は存在しませんでした。
入院したのは子どもはぜんぜん入院していない耳鼻科と泌尿器科の混合病棟でした。年末までに咽喉と首のリンパ節の2ヶ所から組織をとっての検査が行われました。慌しく検査が終わって、検査結果が出るまで年末年始は外泊となり家に戻りました。
厳しかった親はやたら気前がよくなり、ずっとわたしが欲しがっていたラジコンカーを買ってやると言います。一番欲しかった田宮模型のブラックカウンタック、全部合わせたセットで確か3万数千円だったはずです。父親が模型店に行って一揃えを買ってきてくれました。親の態度で気づくべきだったんでしょうが、まだこの時は自分が大変な事になっているっていうのにまったく気づきませんでした。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/135833/11043388

この記事へのトラックバック一覧です: 入院(闘病記2):

コメント

その当時のお父様の辛いお気持ち、お察しします。
私も我が子の病気を知って愕然とし、親として病気には無力なことに涙しました。なんでも好きなものを与えてあげようと思う親心は同じです。
甘やかしももちろんありますが、喜びや楽しみの笑顔が子供の元気となって きっと病気に打ち勝つ力を引き出してくれるのではないかとそんな思いになるのです。こどもに不安な思いをさせず気丈に接しておられたお父様はご立派な方ですね。今の先生の信念と優しさ、そして強さはそんな親御さんから育まれたものなのですね(^o^) 。
ご自身の過去の闘病生活を語るのはお辛いことだと存じますが、励まされる方も多いと思います。(私もそうです。)
これからもお体を無理なさらずに頑張ってくださいね!

投稿 みー | 2006年7月22日 (土) 04時09分

みーさん、こんにちは。
何だかみーさんの中で結んでいるわたしの像はおかしくありませんか?(笑)
わたしも父もそんな立派な人じゃないですから。
でも、自分も親になっていつも考えるのは子ども達が健康でいて欲しいという事、事故にあったりしないで欲しいという事。いつも心配ばかりしています。

投稿 管理人 | 2006年7月22日 (土) 09時52分

コメントを書く