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2006年7月 1日 (土)

毎日新聞発信箱から

今朝の毎日新聞発信箱に「1次リーグ敗退に学ぶ=野沢和弘」というコラムがありました。

サッカーワールドカップでの一次リーグ敗退を受けて一部のファンによる「犯人捜し」が始まっています。次期監督をこんな時期にリークしたのは批判をかわす意図があったなんて事も言われていますね。(真偽はもちろん知りませんが・・・)

失敗を次にどう生かすか?航空機事故にからめて失敗をいかに分析するかという内容です。その中で以下のように書かれています。

失敗を科学的に分析するためには、関係がありそうなあらゆる要素をそのままの形で洗い出さなければならない。責任追及や批判という負のバイアスがかかると、自分に都合の悪い情報はそのままの形ではなかなか出てこなくなる。航空機事故などの際、警察による業務上過失致死容疑などでの捜査が優先すると、有効な原因調査ができなくなる、と安全工学の世界で言われるのはそのためだ。

サッカーなんかじゃなくて、なぜこういう記事が医療事故に関連して出てこないんでしょうか?今までの医療事故報道でこういう論調を見たことはない気がします。今年の産婦人科医逮捕には見せしめ的な意図があったんだろうと言われています。見せしめでの逮捕が医療事故予防につながるとは思えません。新聞、テレビでの産婦人科医逮捕の報道でこのような意見を見かけなかったのは残念ですね。

うっぷん晴らしのための犯人捜しには、社会の進歩も個人の成長も望めない。

記者はこう書いています。医療事故の際に家族が感情的になるのは当たり前です。しかし、新聞、テレビの報道姿勢はまさに上の文章を当てはめてみたいですね。

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