小児科病棟へ(闘病記4)
年が明けて放射線治療が始まりまもなくして、耳鼻科泌尿器科病棟から小児科病棟に移る事になりました。耳鼻科病棟はツギハギの病院の中では一番新しい棟でしたが、古い小児科病棟へ引越しです。6人部屋から3人部屋となりました。
小児科病棟って本当に騒がしいんですよね。大学病院なんかは違いますが、一般の小児科病棟は小さい子の泣き声でいっぱいです。赤ちゃんが泣くのは当たり前ですけど、隣のベッドにいるのはやっぱり辛いもんです。このあと3ヶ月くらいの期間、同じ部屋で過ごしたんですが同室の患者はどんどん入れ替わりでどんな子がいたのかまったく記憶にありません。
小児科病棟に移っても、すぐに院内学級に入ったわけではありません。しばらくの間は部屋で過ごすことになりました。どの位経ってから院内学級に入ったのか正確には覚えていないのですが、生活はけっこう変わりました。ただ、抗がん剤治療なんかで出席できない日の方が圧倒的に多かったんですけど。院内学級で勉強した思い出はほとんどないんですよね。それでも入院中の子どもたちにとって、とても大切な所には違いありませんでした。
この病棟に小児科医になってまた戻って来るなんて、夢にも考えていませんでした。小児科医として帰ってきた年の途中で、この病棟は役割を終えて新しい病院に引越しをしたんです。偶然ではありますが運命的な出来事でした。
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