ココログのアクセス解析が新しくなって、どんな検索ワードに引っ掛かって訪問者がやって来たのかわかるようになりました。小児科医収入という検索ワードで訪問された方がいるようです。どうしてこのブログが検索されるんでしょ。医師の給料には興味ある人もいるんでしょうか?間違ったイメージを持ってる人も多いでしょうね。
地元北海道新聞にこんな記事が・・・
『新たな夕張ショック 医師給与高騰? 気をもむ道内自治体』
一応説明しておくと、北海道の夕張市が先ごろ財政破綻しました。地元の医療を守るため市立病院にコンサルタントが入り、その結果、これまでより500万円高い年俸2200万円で医師が公募されています。この2200万円というのは医師として15年の経験がある場合の金額です。医学部は卒業すると24歳ですから、ほぼ40歳の医師でこの年収という事になりますね。
以下一部引用
夕張市が市立総合病院の医師公募で、給与をこれまでより五百万円高くした「年間二千二百万円」を示したことに、医療関係者の間に波紋が広がっている。夕張市の提示額は自治体病院に勤める医師給与の平均を大きく上回る。他の自治体からは「医師給与の高騰が広がらないか」と不安の声が漏れ、給与を高くするだけでは良質の医療につながらないという指摘も出ている。
以上
何が論点だかよくわからない記事ですね。給与を高くしても良質の医療にはつながらないでしょうが、医師がいなくては医療そのものがなくなってしまいます。
これまで地方の病院に医師が派遣されていたのは、一つには大学の医局制度のおかげ、一つには大都市とは比較にならない高給のおかげだったでしょう。大学の医局がマスコミの医局叩きキャンペーンと臨床研修制度で弱体化し、地方切捨ての政策で自治体が高給を払えなくなったせいで地方の医師はどんどん立ち去っています。記事にもあるように医療事故の問題も医師が地方に足を向けにくくなった要因でしょう。いくら自己犠牲、ボランティアの精神で医療を行っていても、簡単に医療事故で訴えられ逮捕される時代です。地方で専門外の多くの疾患を相手にするのはリスクが高すぎると考える医師が多いのは当たり前です。
地方ではいわゆる一人医長の病院も多く、中には24時間365日自治体から出るのを禁じている病院すらあるようです。いつ呼び出されるのかわからない状態は息苦しいものです、何年も耐えられる人はあまりいないでしょう。もうお酒飲んじゃったから今日は診ないよ、なんて事は許されない地方で働く医師がそんなに多くいるとは思えないです。
夕張市の医師給与は高いのか?
世間の人たちはそれでも高いと言うんでしょうね。大手マスコミ、テレビ局の社員なんかは大概の医師とは変わらない高給取りですよ。医師の給料が高いと報道しているマスコミは、同じくらい給与をもらって記事に誤りがあっても業務上過失致死で逮捕されたりはしない。もちろん休日もたくさんあるでしょう。うらやましいですね。
でも、多くの医師たちは仕事が好きでやめられないんですよ。一度医師をやったらもっとやりがいのある仕事を見つけるのは難しい。
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