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2007年10月13日 (土)

NHKニュース「小児がん経験者 初の実態調査」

今朝のNHKニュースで特集が組まれていました。見逃した方は以下で見られます。

「小児がん経験者 初の実態調査」

小児がんで成長期に抗がん剤治療や放射線治療を受けた場合、成人で治療を受けた場合と同様の後遺症に加えて異なった後遺症が出てくることがあります。また心の面での問題も見逃すことはできません。

かつては小児がんが治ったことで医療者も家族も万々歳だったわけですが、その後の人生をよりよく生きるために何が必要かを考える時代に入ってきたんですね。このような医療面でのサポートも重要な課題です。

ニュースの中に登場する小児がん診療の専門医石本浩市先生は、早くからこの問題に取り組んでくださっていました。石本先生は現在高知県で小児科医院を開業されていますが、順天堂医院でのフォローアップ外来も継続しておられます。診察風景がニュースで流れていました。

小さい頃治療を受けた病院にはもう主治医もいないし、成人していてどこの科にかかったらよいかわからないと悩んでいる経験者はたくさんいるはずです。一人で悩まず、がんの子どもを守る会にもぜひ相談してみてください。

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コメント

 本当にどんどん5年生存率が良くなっていますね。それに伴う問題も出てくるだろうと予想はしておりました。私が専門にする小児腎疾患では、癌患児に使う免疫抑制剤などを癌に使用するより遙かに少ない量でしか使わないにもかかわらず、副作用を気にしています。

 癌に限らず、我々小児科医が慢性疾患を抱える患児を小児期以降も見ていくいわゆるキャリーオーバー問題については、心情としてはずっと見ていきたいところですが、内科的外科的アプローチが遅れかねないこともあり、必ずしも良いことばかりとは限らないでしょう。

 難しい問題ですね。

投稿 クーデルムーデル | 2007年10月14日 (日) 18時43分

こちらの腎臓グループは小児科から腎臓内科への紹介に積極的なようです。スムーズに患者さんの受け渡しができているようですよ。
難しいのは先天性心疾患の患者さんでしょうか。循環器内科の仕事は虚血性心疾患がほとんどですから。同じ心臓専門と言ってもずいぶん違う。
小児がんの場合、病気そのものは治っていてフォローが終了となっているケースで問題になっています。手術そのものの後遺症や二次発がん、生殖の問題、場合によっては告知の問題まで、なかなか内科に紹介状を書けばOKとはいきませんね。

投稿 管理人 | 2007年10月14日 (日) 20時29分

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