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2008年2月19日 (火)

身近な小児がん

小児がんはそれほど多い病気ではありませんが、身近にいるよと言う人も多いでしょう。わたしたち小児科医が地域の中核となるような規模の病院で仕事をしていると年に3~4人くらいの小児がん患者を見つけることになります。神経芽細胞腫のスクリーニングがなくなって、それより少し減ったかな?

小児がんの経験者として、また毎日たくさんの病気の子を見続けている小児科医として、我が子が健康であることをいつも願っています。病気や事故が自分の家族に降りかかるかもしれないとの心配は常にあります。子どもが小さい頃の事故の多くは防ぐことができますから、その頃は細かい事まで気をつけていました。(日本では子どもの死因第一位は不慮の事故です)ただ小学生になったのにさっぱり落ち着きのない息子を見ていると、やっぱり事故は心配です。

病気に関しては、予防接種で防げるような一部の病気以外は親が小児科医だからと言ってどうにもなりません。わたしは小児がん経験者で小児科医であるが故に、家族の病気に対する不安は人一倍大きいかもしれません。

最近、近しい友人の子どもが小児がんで入院しました。家族の辛さ、本人がこれから味わっていくだろう心身の苦痛を想像すると何ともやり切れない気持ちです。これまでホームページやブログを通じて、近しい人の子どもが小児がんになったけど何かできることは?というメールをもらった事が多々ありました。自分は何て答えてたのかなと思い出しています。できる事はぜんぜんないんですね。せいぜい心の中で応援するくらいしか・・・。

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コメント

先日、私の知り合いの子供が脳腫瘍で7歳で短い命を終えました。
学校が大好きで、調子のいい時には車椅子で学校に来ていて、
私は看護師として付き添いで一緒に学校に行ったりしていました。
娘のクラスメートでもあり、お母さんとも話したり、最期は何度か病院にも足を運んで会わせてもらいました。
ただ元気になってほしいと願うばかりで、結局はなにもしてあげられませんでした。
今はお母さんになんと言葉をかけてあげればいいのか分かりません。
友達を失った娘には、自分の命がとても貴重なんだという事を憶えておくように話しました。
世の中には病気と戦う子供がたくさんいて、我が子が健康である事には感謝しなくてはいけないですね。
ついつい欲が出て子供を叱り過ぎてしまいますが、それでも元気で笑ってくれているだけでありがたいことなんだなと実感しています。
暗い話題ですみません。
先生もお体に気をつけて頑張ってください。

投稿: 友坂美佐子 | 2008年2月20日 (水) 11時45分

腫瘍が専門ではない自分には馴染みのない病気だったので、専門のDrに訊いてみると十分完治の可能性があるとの事でちょっと安心しています。

昨日は、家で子どもの昔の写真を引っ張り出してややしばらく眺めていました。わが子はやはりかわいいものですね、普段はいつも叱ってばっかりなんですけど。

今日はとても悲しい出来事がありました。家族の悲痛な叫びは本当に辛いものです。

投稿: 管理人 | 2008年2月21日 (木) 19時53分

はじめまして 、突然の書き込みお許しください。
生命に危機のある病気を直視しなければならない難病児の受け入れ施設を東京に運営しますNPOの渉外を担当しております。難病児のお住まいの自宅所在地から東京往復の旅費交通費、施設滞在時の費用(6泊7日)等全ての費用を助成いたします。ご本人とご両親はもとより、ご兄弟、祖父母の受け入れもいたします。東京近郊のアミューズメント施設等で楽しいご家族の時間を持っていただく支援をいたします。皆様のお知り合いで3歳から18歳までの生命に危機のある病気を直視しなければならない難病のお子さまがおられましたら、私たちの施設利用をご紹介いただけますようお願い申し上げます。一昨年9月に内閣府からNPOの認証をいただき、施設受け入れのための準備をしてまいりました。昨年12月から施設利用の受け入れを開始しております。3月の施設利用ご家族を募集しております。
ken nagai/永井健三
nagai@guesthouse.or.jp
特定非営利活動法人 難病児の夢と親子のハートフル・ホリデー IN TOKYO
URL/http://www.guesthouse.or.jp

投稿: 永井健三 | 2008年2月24日 (日) 08時22分

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子供の予防接種を受ける時期は決まっています。BCGは、接種回数は一回デスが、生後6ヶ月未満に受けなければなりません。BCGとは、牛型結核菌を弱めたワクチンのことを言います。子供が結核に感染してしまうと、粟粒結核・結核性髄膜炎になり、重い後遺症を残してしまうことがあります。結核を予防するワクチンということデスね。子育ては難しいことで一杯で頭が悩んでしまいます。ポリオは、生後3ヶ月~18ヶ月までに、6週間以上の間隔で2回接種します。集団接種で、春と秋の二回行う地域が多いデス。ポリ...... [続きを読む]

受信: 2008年2月19日 (火) 22時56分

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