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2008年3月30日 (日)

上質な音楽

昨日のお休みは家族が出かけていて家に一人でした。

どこに出かけるでもなくWOWOWで放送されていた『卒業のうた』という武部聡史プロデュースのライブを楽しみました。いつもはうるさいボンズのせいで音楽をゆっくり聞くことなどできません。久しぶりにゆっくり音楽を聞きましたね。

わたしはきれいな音、きれいな声が好きです。特にきれいな女性ヴォーカルが好き。今どきは携帯音楽プレーヤーでいつでもどこでも音楽を楽しむがスタンダードなんでしょうけど、わたしはきれいな音でないと音楽を楽しめません。圧縮されたMP3の音をイヤホンで聞くのはぜんぜん楽しくない。その点、WOWOWの放送は映像も音もよく申し分ありません。

ライブには武部聡史氏が関わるミュージシャンが出演していました。今井美樹、平原綾香なんかは好きでもともとよく聞いています。このライブでは川江美奈子もよかったなあ。ほんとに満足しました。

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2008年3月27日 (木)

レッドソックス ジョン・レスター投手

日本でMLB開幕戦 レッドソックス vs アスレチックスが開催されました。

第一戦は松坂大輔投手の凱旋登板で注目度抜群。試合内容は接戦で、北海道日本ハムファイターズでも活躍した岡島投手も登板し勝ち投手になるなど盛り上がりましたね。テレビ中継が途中で終わっちゃたのはがっかりでしたが。

わたしは注目度はかなり劣る第二戦にも注目していました。松坂投手に続くレッドソックスの先発投手がジョン・レスター。彼は2006年にメジャーデビュー、2ヵ月で7勝をあげる活躍をしながら同年8月に悪性リンパ腫と診断されました。まさにこれからと言う時に病気になりながら抗がん剤治療によって病気を克服し、早くも翌2007年途中から復帰、4勝をあげています。そして2008年、エースを欠いていたとはいえ松坂投手に続く第二戦の先発を任されました。恐ろしく屈強な男揃いのメジャーリーガーですから並はずれた肉体の持ち主ではあるのでしょうが、治療から1年足らずで復帰とはすごいの一言。当然まだ再発の危険があり、Drから完治とは言われていないでしょう。まあ、大人しく体を休めて療養するよりも、野球に打ち込む方が病気にもいいのかなと思いますけど・・・それにしてもすごい!

試合は残念な結果でしたが、ジョン・レスター投手の活躍に期待しましょう。

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2008年3月10日 (月)

時間外外来の自己負担

『噂の!東京マガジン』昨日放送分での森本毅郎氏の発言が多くのDrの怒りをかっているようですね。わたしは見ていませんでしたが、「病院がコンビニ化して何が悪い」と言うような発言があったとか・・・。

病院のコンビニ化、コンビニ外来or救急などの言葉が、医療崩壊の一因としてよく使われるようになりました。どんな意味かと言うと、365日、24時間、受診したいと思った時に気軽に受診する行動の事でしょうか。世の中にコンビニがなかった頃、夜中に開いているお店はありませんでした。夜になってアイスが食べたいと思っても我慢するしかなかったのが、今ではいつでも手に入るようになりました。それと同じ感覚で病院を利用するのが、病院のコンビニ化です。

利用する側の言い分としては、「素人には軽症かどうか判断がつかず翌日まで待つのは不安」「日中は仕事があり、病院にかかれるのは時間外だけ」などがあります。
Dr側の言い分としては、「日本のほとんどの病院で夜働いているDrは夜勤ではなく、宿直→公的病院の宿直手当はコンビニの時給より安いことがある上、翌日も夜まで連続32時間以上の勤務」「日中にくらべ専門外の患者を診る事が多く、訴訟が怖い」などなど。

森本毅郎氏は「社会の変化に対応できていない病院が悪い」とも発言したそうです。9時5時の日中は8時間、時間外は16時間にもなります。24時間病院を開けるにはどれだけの人手、コストがかかるでしょうか?多くの病院はコスト無視の状況で時間外外来を行っています。また、限られた医師数を考えればどんなにコストをかけたとしても、24時間病院をあけることは不可能です。

苦肉の策と思いますが、時間外外来の自己負担を増やすことで時間外受診を抑制しようとする動きが出てきているようです。埼玉医大が8400円の自己負担を選定療養(希望で個室に入りたければ自己負担で支払うように、夜受診したければ自己負担が発生する)として徴収することを決めました。それに続くように、焼津市立病院、埼玉県立小児医療センターでも自己負担を決定、検討している事が報道されています。

病院側が自己負担を検討するのはあくまでも軽症患者の受診抑制のためであり、これでコストが見合うものになるわけではありません。現状、病院のコンビニ化は絶対に無理!!なんです。医師数も病院で支払う値段も国が決めているんですから、「社会の変化に対応できていない病院が悪い」わけはない事は明らかですよね。

夜通しで軽症の時間外患者を診て、朝からはそのまま通常の外来に突入、診察室に入ってきた子は夜中に診たどの子よりも重症・・・(具合悪いのに我慢して朝受診・・・)なんて経験はたくさんあります。コンビニ感覚で病院を利用する不心得者が医療資源を食い尽し、本当に必要で病院にかかる患者の負担が増えていく。正直者が馬鹿を見る・・・やっぱりおかしいんじゃないでしょうか?

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2008年3月 6日 (木)

小児がんのドキュメンタリー

4日の夜、小児がんで亡くなった子のドキュメンタリーが放送されていました。普段、医療に関わる番組、特にドキュメンタリーを見る事はまったくないと言っていいわたしです。仕事中はオン、家に帰ればオフ、しっかりと切り替える事でストレスから身を守っているからと自分では思っています。

今回は出張中のホテルでたまたまテレビをつけるとこの番組が放送中で目に留まりました。自宅にいたら恐らく見ていなかったでしょう。

結局最後まで見ていたのですが、心が重く、苦しくなる場面の連続でしたね。小児がんの治療中は何人も仲間を失い、小児科医として何人も看取ってきたわたしにとっては、何度も身近で経験してきた事です。しかし、何度経験したとて慣れるものではありません。子を持つ親ならばなおさら涙なくして見る事は不可能な内容でした。

小児がんで検索すればすぐ出てくるこのブログや同名のHPのアクセスが番組終了直後から跳ね上がっていましたから、やはり視聴者へのインパクトはかなりのものがあったのでしょう。ただ、臨終の場面までずっとカメラを向けていたのは強烈でしたね。そこまで放送する必要があったのでしょうか。(このブログへの検索ワードを見てみると子どもの死体動画なんてのもあって不愉快極まりない!!)

一般の人にとって、命の大切さ、平凡な日常の幸福さを感じる機会は普段あまりない事なのかもしれません。いくつかブログを巡って一般の人の感想を見てみましたが、「リアリティーがあって・・・」(挙げ足を取るつもりではありませんが・・・)なんてのもありました。

支離滅裂な文章ですいません。いろいろと思う事がたくさんあるのですが、今日はまとまりません。

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2008年3月 2日 (日)

医師引上げ

春の異動時期を間近に控え、北海道、特に道東からの医師引上げのニュースが相次いでいます。ネット上ではもうかなり前から予想されていた事態ですが、現実は予想そのままに進んでいる印象です。残念なことですが、政府のほんの小手先の対策で改善に向かうことはあり得ないと思われます。

自分が所属する小児科では、地方で勤務するDrの不満はまもなく頂点に達しそうです。春の人事はほぼ乗り越えられたようですが、たくさんの火種を抱えた状態です。新たに地方に出ていこうと考える中堅Drは皆無で、地方にいる中堅はもう限界が近い。1年後を考えるのも恐ろしい状況です。かろうじて地方が維持されているのは、みなの責任感によるのかなと思います。

責任感でもっている気持ちが折れてしまうような事があれば、もうそこは終わり。壊れてしまいそうな地方の医療を、それを不満に思う住民が攻撃するような事がないように望みますが・・・。

医師がわりと多い札幌圏ですが、小児科勤務医の平均年齢は年々上昇しています。その分みんなの疲労は蓄積していて、道内では一極集中の札幌ですらどうなるかわかりません。少子化対策として?小児の医療費自己負担無料化が進められようとしていますが、小児科医が集まると自己負担増による(夜間の)受診抑制しかないと話題になります。それですら付け焼刃の対策にしかならないかもしれません。

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