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2011年3月 7日 (月)

医療と教育の共通項

かつて(?)聖職と言われていた医師と教師にはいろいろと共通項がありそうです。

産経新聞に『教師VSモンスター親 「筋違い」か「最後の手段」か・・・尾木ママら激突』との記事がありました。埼玉県行田市の小学校教諭が児童の両親を訴えた事例についての記事です。タイトルには尾木ママらとなっていますが、尾木ママって何って思ったわたしはこの人のことをまったく知りませんでした。

記事に出てくるのは川上亮一氏と尾木直樹氏です。記事を読む分には別々に記者がインタビューしたように見えるのですが、激突したり討論したりしたんでしょうか。

お二人の意見はまったく違っていて、そう言う意味では激突なのかもしれません。

お二人の意見の中から抜粋したのが以下です。全文を読みたい方は3月4日の産経新聞を見てください。

川上亮一氏「全国には幼稚園から小中高校まで約100万人も教員がおり、普通の人でも務まるシステムでないと機能しない。

尾木直樹氏「少人数教育や修得主義(学力が身に付くまで進級させない教育方針)を導入するほか、教員の待遇改善を進め、人間性、能力ともにトップレベルの人材が志望するようにしなければ。

どちらの意見にも共感できるところがあります。

医師は教師よりもだいぶ少ないとはいっても、かなりの人数です。医療はスーパードクターや赤ひげ、Dr.コトーじゃない普通の医師でも務まるシステムでないと機能しないと言うのがわたしの意見です。夜は眠るとか、週に1日は休日があって子どもと遊ぶとか、普通の望みを持っている普通の医師でも務まるシステムでなければ維持することは困難です。

尾木氏の意見には多少無理があるようですが、少人数教育、教員の待遇改善にお金をかけることが必要という点では共感します。医療でも同じですね。欧米の医師と日本の医師では、1日に診察する患者の数が大きく異なります。医療にもお金が必要です。ただ、トップレベルの人材を100万人とはどうでしょうか。他の業界に優秀な人材が回らなくなってしまいませんか?

医療、教育ともに先進国中で下位のお金しか支出していないことは、やはり大きな問題だと思います。いったいどの政党なら叶えてくれるんでしょうね。共産党くらいしか思いつきませんが・・・どうしたものか。

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