2012年11月12日 (月)

がんの子どもを守る会北海道支部 創立40周年のつどい

事前の紹介でなくて申し訳ないのですが、がんの子どもを守る会北海道支部の創立40周年のつどいに参加してきました。

昨春に大学を離れてから、少しのんびりとした生活を送っています。NICUで相変わらず月6回の当直はやっていますが、それでも地方のNICUや大学病院よりもずいぶん楽になりました。
子どもたちは二人とも中学生になって休日一緒にどこかへと言うのはあまりなくなって、飼い始めた犬と一緒に楽しく過ごしてます。
がんの子どもを守る会の行事に参加するのも、メンバーと顔を合わせるのも久しぶりでした。まりも(経験者の会)のメンバーはみんな元気で、それぞれ仕事やなんかで忙しくしているとのこと。
今回の会には聖路加病院の細谷亮太先生がいらしてました。大変に有名な先生ですから、ここでの紹介は省きますが、細谷先生の『死』についての話をじっくり聞かせてもらうことができてよかったです。
今年は大学の同級生が二人立て続けに亡くなりました。そのせいでずいぶんと『死』について改めて考えることの多い年になりました。これまでだって『死』は常に身近にあっていつも考えていたつもりでしたが、幸福に過ごすうちに少し意識から離れてしまっていたのかなと思います。自分も45歳になり、長く生きられたなあというのが実感です。年老いてきた親を見て、長生きしてくれというより自分より絶対早く死んでくれと親不幸なことを願っています。
これからの人生は特別なおまけみたいなものです。何かできることがないかなあと考えていますが、どうでしょうかね。

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2011年3月27日 (日)

大学病院を去る日

この春で大学病院を辞めることになりました。
今度はかつて所属したことのある市内のNICUへ異動です。医師になって20年目で10回目の異動(転職?)となります。けっこう多い方かもしれません。

この大学病院には本当にたくさんの思い出があります。さびしさも含めていろんな感情がありますね。

はじめて大学病院に来たのは、もう32年前!
この日のことは細かいことまで鮮明に覚えています。どんな日だったか、診察室や診てくれた先生の様子、信じられないくらいに思い出せます。

手術を受けた第一外科の病棟、通院した小児科外来、お世話になった先生たち(最後の主治医の先生はがんで若くして亡くなりました・・・)、手術から7年後に医学部の学生としてもどってきたこと。
合格の日はうれしかったなあ・・・母さんに早く知らせようと公衆電話まで一目散に走ったっけ。
卒業間際まで外科と小児科で迷って小児科に入ったこと。
大学病院の生活で一番濃い一年になった研修医時代のこと。
そのあとも新生児を専門とするための研修で、今回は教官として、ずいぶん長く大学病院と過ごしました。

大学病院には何とも表現できない複雑な感情が入り混じります。でも、この大学のキャンパスはやっぱり大好きですね。
去年から、当直明けはなるべく早く帰宅することになりました。明るいうちに帰れる日は大学の中をぶらぶら歩いて一駅向こうから電車に乗っていました。このキャンパスを離れるのはちょっとさびしい気持ち。
でも、今度の職場は大学の隣です。(笑)病院から大学病院まで歩くとかなり距離ありますが・・・。
NICUからは大学のキャンパスを眺めることができます。さびしくないですね。(笑)

大学病院を辞める一番の理由は体力的に辛くなってきた事です。
ここの仕事は地方の応援出張も含めると、病院にいる時間は月に330時間くらいになります。一ヶ月が30日だと、720時間・・・330/720時間です。
夜勤の日は寝られる日もあれば寝られない日もあります。今年に入ってからはずっと忙しくて、まとまって眠れる夜勤はまったくありませんでした。体力的にはかなり辛く、辞めることにしておいてよかったと思っています。

次の職場も正直あまり変わらないくらい忙しいのですが、それでも地方への出張がない分、休日も少し多いし多少楽かなと思います。まだまだNICUでの仕事を続けるために体を鍛えなきゃいかんなと考え中です。

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2010年12月28日 (火)

今年も、もう少しですね

すっかりご無沙汰しています。

今年はブログの更新がさっぱりでした。(他人事のようですいません)さすがにアクセス数は減っていますが、それでも1年間で3万アクセスを超えています。携帯からのアクセスがはじめて(?)PCを上回ったのは時代の流れでしょうか。

小児がん関連の検索から訪問してくださる方が多いのはこれまでと変わっていません。思えば、毎年たくさんの子が小児がんを発症して治療を受けているんですよね。治療が格段によくなったと言っても、発症数が減るわけではないですから。

来年、ブログの更新がどうなるのか自分でもよくわかりませんが、また来年もよろしくお願いします。

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2010年6月19日 (土)

感想 『救児の人々-医療にどこまで求めますか』 熊田梨恵著

『救児の人々-医療にどこまで求めますか』熊田梨恵著 ロハスメディカル叢書01
の感想です。

著者は社会福祉士の資格を持ち、現場で働いた経験、福祉業界誌の記者の経験もある方のようです。
2008年のいわゆる「妊婦たらい回し事件」の取材を通して新生児医療を知る中で、著者が感じた最新医療における矛盾と限界を、NICUに関わる医療者、NICUに子どもが入院していた家族の取材から、うまく描き出した良作と思います。

プロローグの中で日本の新生児医療を「ゴッドハンドレベル」などと表現するところがあり、あっ・・・こりゃダメな本かなと思ったのですが、読み進めてみるとなかなかよい内容でした。

日本の周産期医療が世界一安全であるのは、いろいろなデータから間違いのないことです。にもかかわらず「安心なお産ができない」との妊婦の声がマスコミからはずっと流されています。

医療にどこまで求めるのか?

これはわたしたちが訴えたかったことではありますが、医療者の声がマスコミに取り上げられることはほとんどありませんでした。新生児医療の外にいる人がこういったメッセージを送ってくれることは非常に有意義と感じます。ただ世間は自分に直接関係ないことには本当に無関心ですからね。この本をNICUに関わったことのない人が手に取ることはまずないでしょう、残念ですが・・・。

わたしは学生にNICUを見せる時にいつも話していることがあります。ここでやっている医療は究極のぜいたく医療だということです。新生児医療に多額のお金を使っているのは一部の先進国だけです。発展途上国にとって優先させるべき医療は他にいくらでもありますから。

1000g未満の出生体重で生まれた超低出生体重児の場合、1日の入院費用の基本料金は10万円です。この1日10万円は病状により90日間適用されますから、NICUに90日間入院すると入院費は900万円プラスアルファとなります。特に小さく生まれた赤ちゃんだと、退院までの入院費は1000万円を超えることもしばしばです。但し、親の収入にもよりますが、養育医療という助成があるためにほとんどの家庭では負担は限りなくゼロとなります。これだけのお金を使っても命を救えないこともあり、命が助かっても思い障害を残すケースもあります。
これだけ高額の診療報酬があっても、NICUの医療は通常黒字を生み出すことはできません。儲かっているNICUがあるとしたら、どこかで必要なお金を削っているんでしょう。

たらい回しを減らすためにNICUを増やせとの声が上がり、NICUには補助金が出ています。しかし、NICUを支える新生児科医がいない。NICUを退院したハンディを持つ子どもたちへの支援はひどく乏しい。医療に何を求めてどこにどれだけのお金をつぎ込めばよいのか?いろんな人に考えてもらいたいことです。マスコミはたらい回しをヒステリックに報道しましたが、実に底の浅い取材ばかりでした。

そんな中で地元札幌テレビ制作のNNNドキュメント「アラームに囲まれた命 NICU…医療と福祉の狭間で」はよい内容でした。見たい方は動画でググってみてください。

札幌テレビの取材スタッフ、この本の著者のような感性を持った報道がもっと増えるといいんですがね・・・。
でも、そういう感性を持った記者が少ないのと同じに、一般の人にもそういう感性を持った人は少ないのかな。

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2010年2月13日 (土)

診療報酬改定

民主党政権になってはじめての診療報酬改定が行われましたね。
全体の増額はほとんどゼロと言っていいもので、選挙前の威勢のよい掛け声とはぜんぜん違ったものになってしまいました。診療所(政府、厚労省、マスコミは開業医とあえて置き換えていますが正しくありません)への報酬を削って、病院(同様に勤務医と置き換えられていますが、もちろん正しくありません)をわずかに増やしています。

わたしが働いているNICUでは、入院料が一日8万5千円から10万円に増額、これまで評価されなかったGCU(NICUを出た回復期の赤ちゃんの病床)が5万4千円となりました。どちらも算定できる日数制限があるため入院中ずっとこの診療報酬と言う訳ではありませんが。

新生児学会のえらい先生たちが活動してくれた結果です。感謝しています。

朝日新聞を見てみると、さっそく新しい診療報酬で患者負担がどうなるか試算した結果が掲載されていました。要するに患者負担が増えるのだと読者へしっかりアピールしているように書いてあります。例は1800gで生まれた赤ちゃんがNICUに入院し、その後、GCUに移って退院となった場合があげられていました。患者の自己負担が数千円上がると書かれています。でも、ちょっと待て!1800gで生まれた赤ちゃんは養育医療と言う助成制度の対象ですから、そもそもこれまでもこれからも入院費の自己負担はありません。この記事の意図は何なんでしょうね。悪意を持った確信犯なのか、いい加減な取材不足からの凡ミスなのか?

そんなことはさて置き、この新生児分野に対する診療報酬増額の効果はどうなのか?日本全体でしかも長い目でで見れば間違いなくよいことと思います。これまで労働基準法を無視した状態でやっと成り立っていた新生児医療に金銭的余裕が生まれます。今よりもDrを増員し、疲れ果てた新生児科医の負担を減らすことができるでしょう。しかし、これまで書いてきたように新生児科医はすぐに増やせるものではありません。すぐに増やそうとすれば小児科医として小児救急に携わるDrを減らすことになってしまいます。小児科医と言う限られた人数の中でサブスペシャリティーとして新生児医療に携わるものが増えれば、当然それ以外の小児科医は少なくなります。

北海道ではどうでしょう?恐らく札幌圏のNICUは金銭的余裕が生まれ増員が可能になると思われます。そうなると、今でもひどい札幌以外の地域との格差は大きくなります。交代性勤務が可能で一人一人の負担が減り、しかも大都市であるメリット。北海道の地方中核病院の多くは患者数が少なすぎてそれほどの恩恵を受けることができないでしょう。北海道の地方の医療圏は30数万人程度ですから、大きい規模のNICUを維持するには少なすぎます。患者数が少なければ少人数のDrでいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、そうではありません。重症の赤ちゃんが入院すれば1ヶ月でも2ヶ月でも寝ずに付きっ切りの状態が続きます。それを少人数でやるのにはやはり無理があります。医師を増やす余力のない地方病院と増員が可能な大都市病院で差が広がってしまいます。

さらに若い小児科医は大学の医局に所属することを避けています。彼らがそう意図しているのかはわかりませんが、結果として大都市で研修する若い小児科医は地方の医療にはまったく貢献しないことになっています。

地方の医療をどう維持するのか?難しいですね。

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2009年12月 4日 (金)

坂の上の雲

NHKで『坂の上の雲』の放送がついに始まりましたね。

ドラマ化が発表された時(もうかなり前ですね)からずっと楽しみに待っていました。反面ちょっと不安な気持ちもなかったわけはありませんが。

自分は子供のころから歴史が大好きです。父親が持っていた歴史の本、買ってもらった歴史の本を小学生の頃からたくさん読んでいました。大学に入学した時、図書館にたくさんの歴史書が並んでるのを見てうれしくて・・・教養の頃は歴史の本ばかり読んでいましたね。

もちろん歴史小説も好きで、その中でも司馬遼太郎さんは特に好きな作家です。その司馬さんの作品の中でとりわけ好きなのが『坂の上の雲』『翔ぶが如く』です。実は『竜馬がゆく』は読んでないんですよね、何だかおかしいんですがもったいなくて手を出せない・・・好きなお寿司は最後に食べる性格です。

『翔ぶが如く』が大河で放送されたのはいつになるでしょう・・・最後の大久保暗殺のシーンは今思い出しても苦しくなる。

ドラマ『坂の上の雲』はまだ始まったばかりですから評価は難しいですが、出だしとしてはいいんじゃないか、期待できるなと思っています。俳優人もわたしの好きな人ばかりですし。

最近すっかり歴史好きになり大河を熱心に見ていたので食いつくかなと、小6の息子には少し早すぎるかなと思いましたが薦めてみたところ、小説をせっせと読み始めています。どのくらい息子に理解できるかわかりませんが、多くの若者に見てもらいたい小説、ドラマですね。でも実際に見てるのはオジサンばっかりなんだろうな。

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2009年10月29日 (木)

誠意って何かね?

今日はドラフト会議が終わり、まもなく日本シリーズ開幕です。ファイターズとジャイアンツの対決となれば、北海道は盛り上がります。かつての北海道ではテレビ中継はジャイアンツ戦のみでしたから、ジャイアンツの人気が圧倒的でした。でも、今は違います。

駒大苫小牧が甲子園を制覇し、ファイターズが優勝し、北海道の野球は大変な人気です。

日本ではFA移籍なんかの話はまだですが、海外から帰ってくる人のことがいろいろと報道されていました。ネットで見ていると見出しの中でやたら目につくのが「誠意」の文字。プロ野球界では何か最近やたら使われてないですかね、この言葉・・・

わたしだけかもしれませんが、この「誠意」という言葉・・・胡散臭い感じがして好きじゃないんですよね。そんなんでその言葉を口にする人も胡散臭く感じてしまう。

誠意を辞書で見てみると:うそいつわりのない心。私利私欲のない心。まごころ。ってあります。

「誠意を見せろ」と言われた場合、誠意(ほぼ)イコールお金と思いますよね。球界ではどうやら早く手を上げたとか、よい条件(お金)を用意した。なんていう意味で使われているようです。「誠意を感じた」よりも「熱意を感じた」の方がずっとぴったりな気がしますがね・・・

「グラウンドにゼニが落ちている」と言った監督がかつていました。プロ選手なんだから評価はすなわち年俸です。わざわざお金を「誠意」と言い変える方がよっぽど品がないように見えますが、どうなんだろ。

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2009年9月15日 (火)

積丹岳スノーボーダー遭難事故

今年2月に北海道積丹岳でスノーボーダーが遭難、救助にあたった道警の救助隊が救助の際に雪庇を踏み抜き二次遭難しました。さらに遭難者をソリで引き上げる途中、隊員が疲労し交代のためソリを木にくくりつけ離れた際に木が折れソリは滑落。悪天候のためそれ以上の捜索を断念し、遭難男性が凍死した事故です。
道警によれば、当時、気温マイナス20度、風速20メートル、視界は5メートル、事故のあった斜面は斜度およそ40度とされています。

遺族が救助に過失があったとして道を相手取り、損害賠償およそ8600万円を求めて提訴しました。
ネットではずいぶん話題になっているようですね。
少なくともネット上では遺族を非難する人が圧倒的多数のようです。自己責任がいつも必要以上に強調されるネットの世界ですから当たり前の反応でしょう。

この事故とそれに関する民事訴訟を客観的に見てみると、昨今の医療過誤に関する民事訴訟と似通っている部分が多いなと思います。人の命をあずかる仕事といわれるパイロットや運転手との違いは、医療でも山岳救助でも放置すれば死んでしまう人が対象という点です。医療や山岳救助では一瞬の判断の積み重ねが100点満点でも命を救えないことがあるでしょうし、80点であれば尚更です。いつも100点の自信がある医療関係者や救助隊員はごくわずかでしょう。冬山に入るのは遊びですから当然、自己責任であり救助隊員には責任がないと、今回は多くの人が訴えた遺族を非難しています。じゃあ何で患者が病気になったことに責任のない医療者はいつも責められるんでしょうね。

山についてはまったくの素人のわたしですから自分では判断できませんが、今回の救助隊の装備、力量は日本アルプス、富山県に配置されている救助隊とは差があると言われているようです。なぜ北海道の救助隊がアルプス並みではないのかもよくわかりませんが、登山者の数、事故の件数の違いによるのかもしれませんし、単に貧乏な北海道にそんな余裕がないからなのかもしれません。

救助隊の格差の理由はわからないにしても、医療で言えば首都圏の巨大なセンター病院と地方の中核(とは名ばかりの)病院と例えていいでしょうか。同じレベルを期待する気持ちはわかりますがね・・・。

医療においても山岳救助においても、現場の一瞬の判断が重要なのは言うまでもありません。山岳救助においては隊員の生命も危険に晒されているわけですから、医療においてより判断は困難なものになるでしょう。現場にいない人間があとから暖かい部屋で、救助隊の判断は間違っていたと判断するのは救助隊員にとって過酷だなと思います。医療においては患者さんが不幸な結果に終わった場合、徹底的に今後につなげる議論を行う慣習が古くからありました。これはだれかを非難するためのものではありませんた。しかし、一般の人の多くや司法関係者は検証の中で100%でないことがあれば賠償せよと考え、多くの医療者はそれを理不尽なことと思っています。

なぜ都会と同じ医療を地方で提供できないのか?命に格差があるのか?と言われますが、病院を黒字にとか経営を効率化せよと言っているのと同じ口からこれが出てきたらダブルスタンダードもよいところです。万全の体制を敷くならばお金が必要です。病気と違って冬山で遭難する可能性があるのはほとんどの場合好きで行く人だけですね。真のプロフェッショナルである山岳救助隊を全国各地に配置するのが目的であれば、今回の訴訟はずいぶんやり方が変と思います。道に損害賠償でお金を要求するのではなく、山に入る人たちがお金を道警に寄付するのが筋じゃないでしょうか。

少し皮肉が過ぎるかもしれませんが・・・医師を過失致死で逮捕までした警察は今回の事故について捜査をおこなっているんでしょうか?内部の判断だけで過失なしを認定したわけじゃないですよね。

人が死んだのだからどこかに必ず過失(100点満点じゃないこと)があって、だれかに責任を取らせなければいけないと言う考えはもう止めちゃいけませんか?
最後に今回救助に当たった隊員を心から気の毒に思います。警察はしっかりと心のケアをお願いします。

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2009年8月22日 (土)

夏休み

8月のはじめに夏休みを1週間(+土日の9日間)もらってリフレッシュしてきました。
小児科医になってから、どんなに忙しい時も夏休みだけはしっかり休んでいます。忙しい病院に勤務していた時には前の年の夏休みから1年間1日も休みなしなんてこともありましたが・・・

今は大学病院勤務なので平均すると月に4日間はお休みをもらっています。こう書くとちゃんと休みをもらってるように思えるかもしれませんが(?)、日本にはたくさんの祝日があるんですよね。普通の公務員にとってみると、5月には土日+祝日で13日のお休みがありました。9月にも11日も休みの日がありますね。

師長は全員のナースにどうやってこれだけの休みを付けるか頭を悩ませています。「先生たちは悩まなくていいから、いいわよね!」なんて謎の発言。

平均で月に4日の休みと書いたのは、ゴールデンウイークなんかの祝日も全部ひっくるめての数字です。これってやっぱりかなり少ない。

夏休みをもらうためには、夏休みの前も後もたくさん働かなきゃいけません。先月夏休み前はかなり出張や夜勤が立て込んで、精神的にも肉体的にもぎりぎりでした。そして夏休み明け、スケジュールはいっぱいで休みがないまま3週目に突入してます。精神的にはさすがに夏休み直後なのもあってまだがんばれそうです。でも、わざわざ疲れるために無理して夏休みをとってるような気もしてきますね・・・。
出張+夜勤は月に10日くらい、9日間夏休みをとったら残りの3週間でそれをこなすわけですから辛いのは当たり前です。

地元ファイターズは新型インフルエンザでボロボロになってます。自分たちが新型インフルエンザになったらどうするんだろ・・・

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2009年7月14日 (火)

改正臓器移植法可決

臓器移植法がやっと改正されましたね。

小児の脳死移植が日本で広く行われるようになるには、まだまだ長い年月が必要でしょう。でも、道が開かれた事には大きな意義があると感じます。

これまでたくさんの子どもが海外に渡航し脳死移植を受けてきました。そのための募金を集めているというニュースは何度も目にしています。それに対して、海外で臓器の提供を受けることへの批判、億単位のお金があれば貧しい国の子どもたちを何百人も何千人も救えるんじゃないかという批判・・・なんかも確かにありました。でも、一般に子どもが臓器移植を受けることへの反対意見はごく少数だったように思います。

そんな一般人の感覚を反映した採決結果だったんではないですかね。
多くの人は自分が当事者(臓器提供をする側、される側)になるとはあまり思ってないでしょうから、他人事と言ってしまえばそうなんでしょう。反対している人たちはやはりそこが不満なんだろうなと思います。

臓器移植の発展も大切ですが、脳死の子どもたちを出さないための努力がこれまで以上に必要と感じます。
子どもの事故を減らすための社会の、親の努力、脆弱な小児救急医療の整備など、たくさんの事が必要ですね。

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